ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2023.1.7 08:57日々の出来事

ギャグは常識の杭を打って跳ぶゆえ、人々の常識を覚醒させる

朝5時に起きて、『ゴー宣』第187章「愛子天皇論」の
コンテを描いている。

単に直系VS男系の対決議論だけでなく、そのような
分断の背景にある日本社会の病いまで描かなければ、
解決に繋がらないと思っている。

ギャグなのに、幾多の天皇論・皇室論を超えていく
深さを描く、まさに「天皇」を語るタブーを破って
いるのに、「尊皇」へのマナーを外さないという
離れ業を披露する挑戦だ!

ギャグは一本の「常識の杭」を打ち込んで、そこを
起点に命綱の届く範囲を自由自在に飛び回る技術
である。
人々の中に眠る「常識の杭」を意識させるために
ギャグという手法を使う。
それがわしの「愛子天皇論」の目論見だ。
分かる者には分かるはず!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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